日本建築学会東海支部・環境工学委員会主催 講演会「公共トイレの現状と課題」(2025.12.17) - 関東学院大学|建築・環境学部|大塚研究室

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日本建築学会東海支部・環境工学委員会主催 講演会「公共トイレの現状と課題」(2025.12.17)

カテゴリ: 研究室のイベント 公開日:2025年12月19日(金)

 

日本建築学会東海支部 環境工学委員会主催の講演会として、「公共トイレの現状と課題」が大同大学にて開催されました。今回の講演会をきっかけに、私たちが普段何気なく使っているトイレについて、改めて考える機会となりました。トイレの快適さや清潔さ、安心感は当たり前のようで、実は給排水や換気、臭気対策、清掃のしやすさ、維持管理といった多くの工夫に支えられています。
講演では、世界的に進む節水化の流れがある一方で、水量の減少により配管の中で詰まりが起こりやすくなる点が課題として取り上げられました。異物の流し込みや尿石の付着による閉塞の進行といった話題から、節水だけでは語れない運用面の難しさを感じました。また、洗浄時に発生する飛沫は、便ふたの有無や換気の仕方によって広がり方が変わることが紹介され、器具の選び方や換気計画の重要性が共有されました。あわせて、女子トイレの行列や利用時間の増加など、使われ方の変化が計画に影響している点にも触れられました。
講演会を通じて、設備は“つくって終わり”ではなく、日々の清掃や点検、封水の管理といった運用まで含めて成立することを再確認しました。普段は意識しにくい一方で、少しの不具合が利用者の印象や建物の評価にもつながります。これからも、日常の「当たり前」を支える仕組みを丁寧に見つめ直し、よりよい環境づくりにつなげていきたいと思います。
※当日のプログラムなどの詳細は、日本建築学会東海支部の公式案内をご参照ください。
https://tokai.aij.or.jp/event_lecture.html
(文責:鈴木玲奈)

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