ICSDII 2023 in College of Design, National Taichung University and Technology(2023.11.15-18)
ISCDII(International Conference On Sustainable Design And Innovative Industries)は、一流の学術科学者、研究者、研究者を集めて、持続可能なデザインと革新的な産業のあらゆる側面に関する経験と研究結果を交換および共有することを目的としており、大塚先生を含む4名の先生方のレクチャーが行われました。
口頭発表では「プロダクトデザイン」「商業デザイン」「環境・空間デザイン」「マルチメディアデザイン」「服飾デザイン」「革新的な産業関連のアイデア」をメイントピックとし、今回は39人の発表者が参加しました。会場では、室内設計学科の建築模型やプレゼンボード、商業設計学科のプロダクトデザイン、マルチメディアデザイン学科が作成したゲーム画面など、様々なものが展示してありました。建築系の学生の作品は、本学学生に比べ多くの人が素材やインテリアに目を向けている印象があり、台湾の「創作物=デザイン」という考えで学部が構成されている仕組みが、建築以外のデザイン学系と交流を持てるようになり、建築学部のみで研鑽を積む本学より、良い経験ができるのではと感じました。
学会のWEBサイトはこちら(https://icsdii.nutc.edu.tw/)
國立臺中科技大學設計學院のFace Bookはこちら(https://www.facebook.com/ntcust.codesign)
11月15日にオープニングセレモニーが開催され、16日17日にkey noteと口頭発表のセッションが開催されました。最終日の文化体験ツアー(Cultural Experience Tour)では、蕉浦里山塾に伺い、日本様式の里山についてお聞きしました。その後、華陶窯や彩田版書、藺草文化館に訪れ、陶芸や版画、藺草を使った作品を通して台湾の工芸文化を知ることができました。
学会を主催してくださったProf. Jeffrey Lee は、期間中数え切れないほどおもてなししていただき、短い滞在でしたがとても有意義な時間を過ごすことができました。数々のおもてなしから、私たちも日本に来ていただいた際には十分なおもてなしができるように意識したいと思いました。
貴重な経験をさせてくださった大塚先生、数々のおもてなしをしてくださったProf. Jeffrey Lee、興味深い研究室を見せて頂いたProf. 李本育、ほか多くの先生方、学会運営の皆様、会期中ずっと写真を撮ってくださった写真学科に所属している学生の皆様にも多大なる感謝を申し上げます。
以下に大塚先生および修士生の発表者並びに題目を記載します。(〇は講演者)
〇大塚雅之
(英)Efforts Challenges for Zero-Water Buildings in Japan
(和)日本におけるゼロ・ウォーター・ビルディングへの取り組み
〇板橋芽美・大塚雅之
(英)Experimental study on hand washing awareness among college students
(和)大学生の手洗い意識に関する実験的研究
〇藤田安奈・大塚雅之・青井健史
(英)Efforts towards Realization of Net-zero water at Research Facility
(和)研究施設におけるネット・ゼロ・ウォーター実現に向けた取り組み