大塚研究室について
大塚研究室は建築・都市における水環境及び給排水衛生設備分野を中心に、それらの計画・設計、性能評価、維持管理に関する研究を実施しています。また、実際に建設される建物の建築及びその環境設備にも関与し、計画・設計の提案、竣工後の性能評価までを研究の一環としてトータルに実施しています。
本研究室では、大沢記念建築設備工学研究所棟内の大空間実験スタジオ、それに併設する建築設備環境シミュレーションタワーを用い、競争的資金研究、企業及び公的機関からの建物内の給排水衛生設備研究に関する多くの委託研究を実施しています。また、実験拠点となる大沢記念建築設備工学研究所棟は、研究プロジェクトの一環として、環境共生技術を用いて再生リニューアルさせる手法をサステイナブルリニューアル手法と定義し、それを適用し再生させた建物で、長期に渡り、性能検証も実施しました。併設する建築設備環境シミュレーションタワーは、国内外屈指の実物大給排水設備装置として、数々の性能試験や検証に活用され、その成果は学協会規準の策定や実建物の設備計画、設計に反映されています。
研究拠点
研究拠点となる新棟5号館(建築・環境棟)は、大沢記念建築改修工学研究所棟のリニューアルで検証された技術を発展させ、また、新たな再生可能エネルギー技術なども加え、建築環境学部の学生が体験できる建築・環境設備の教育教材として計画・設計したものです。それらを活用しながら建築デザインと環境設備技術を総合的に捉えた研究・教育を推進しています。
- 大沢記念建築設備工学研究所棟
(サステイナブルリニューアル手法適用)
※撮影:北嶋 俊治 - 5号館(建築・環境棟)
(研究拠点(4階))
※撮影:島村 鋼一
キーワード
- 建築・環境設備
- 水環境
- 給排水衛生設備
- 節水・節湯
- 省エネルギー
- 排水システム
- SI住宅
- コンバージョン
- ストック再生
- 災害防災
- COVID-19
- SARS
- 節水形トイレ
- サステイナブル
- ゼロ・ウォーター